毎日のお料理に欠かせないのが「フライパン」ですが、「ふるさと納税」では沢山出ています。
毎日の料理に使うなら表面が焦げ付きにくいコーティングされたものが便利ですが、長い間使いたいなら、「鉄フライパン」がおすすめです。
セットになったものから、単品まで幅広く「フライパン」が「ふるさと納税」には出ているので、おすすめの返礼品をご紹介します。
以前は海外メーカーの「ルクレーゼ」や「Fissler(フィスラー)」からも出ていましたが、現在は地元に特産品に限るということでかなり少なくなっています。巻末には以前でていた「海外有名メーカー」のものも掲載しているので参考までにみてみてください。
おすすめ「フライパン」 2020年4月最新版
毎日のように家庭で使う調理器具と言えば「フライパン」ではないでしょうか?
「ふるさと納税」では様々な「返礼品」が出ていますが、できれば長く使えるよいものを貰いたいたいと思います。
FDスタイル 浅型フライパン24cm
OXYNIT(オキシナイト)加工(酸窒化)した錆びにくい鉄で作られていて熱伝導の高い
「フライパン」です。口コミ評価も高く大きさも24㎝と家庭で使うのにぴったりのサイズです。
20,000円
FDスタイル 玉子焼
OXYNIT(オキシナイト)加工(酸窒化)した錆びにくい鉄で作られていて熱伝導の高い「玉子焼き」専用です。蓄熱性が高い「鉄フライパン」なので焼きムラがなく綺麗な玉子焼きが作れます。
20,000円
レミパンプラス レッド(24cm)
「平野レミ」さんが監修した「レミパン」です。炒める、焼く、煮る、揚げる、炊く、を1台でこなすオールマイティな「フライパン」で人気の商品です。
30,000円
アイリス オーヤマ ダイヤモンドコートパン 主婦が選ぶ決定版
時間のない主婦が料理を簡単にできるのがお手入れも簡単なアイリスオーヤマのダイヤモンドコートパン12点セットです。内容がとにかく充実していてこれがあればすべての調理が賄えるほとです。
表面は最も硬い物質のダイヤモンドでコーティングしてあり50万回の磨耗テストをクリアしているので耐久性に優れています。
ハンドルが外せるのでそのまま冷蔵庫で保存したり、オーブンに入れたりととにかく使い勝手のいいセットです。
セット内容
- フライパン26cm
- 炒めなべ26cm
- なべ20cm
- なべ16cm
- エッグパン
- ガラスふた26cm
- ガラスふた20cm
- ガラスふた16cm
- PEシールふた20cm
- PEシールふた16cm
- マルチハンドル(2本)
ダイヤモンドコートパンのメリット
- 軽さ
熱を蓄積する底は厚めに、側面は薄く作ってあるので力のない女性にも取り扱いが易しく軽くなっています。 - 洗うのが簡単
こびりつきにくいので洗う時にもさっと洗えて調理の後のお片づけも簡単です。 - ヘルシー
油を多く使わなくても調理ができるので油の取りすぎが気になる健康志向の方にぴったりです。
ダイヤモンドコートパンのデメリット
- 高温の調理は不向き
特殊コーティングはオールマイティに使えますが高温での調理は表面加工が劣化するので向いていません。 - 炒めが苦手
意外と思われるかもしれませんが、家庭で作った野菜炒めは少しベチャとしていませんか?高温で一気に炒める本格的な料理は水分が蒸発しにくく表面に水分が残りやすいので苦手です。
返礼品は2種類を用意
ふるさと納税の返礼品にはガスコンロで使うタイプとIHで使うタイプの2種類が用意されています。ご家庭のコンロにあったセットを選びましょう。
ガスコンロ用12点セット
IH用12点セット
美味しい肉を焼くために作られた「おもいのフライパン」は販売開始から売り切れの超人気!
「鉄フライパン」としての機能が優れています。販売開始からわずか2か月で売り切れた噂の商品でテレビ番組のシューイチでも紹介されて話題になりました。無塗装なので何度でも再生が効く一生モノです。
名称の理由
名称の【おもい】には公式サイトに3つの理由があると紹介されています。
- 重さとしておもい
- 子供を育てるようにフライパンを育てるおもい
- 職人がお客様をおもい1枚1枚丁寧につくる
「鋳物っていうのは弱点として重いというところがあるので、逆に重いという言葉をつけることで『このフライパン、重いんですか?』と言われることも減るのではないかと。自分たちからこのフライパン重いよ、と伝えるのもネーミングでいいのではないかなと。それから使っていただくお客様が一生、子どもを育てるようにこのフライパンを想いを持って育てていただきたい、という想い。それと弊社の職人がみなさまのことを思い浮かべて1枚1枚大事に作っていくという想い。この3つのおもいが重なり合って、 【おもいのフライパン】という名前をつけさせていただきました。」
内径20㎝とやや小さめですが重さは1.2㎏とかなり重いです。その分焼き面の厚さは5㎜と厚めにできていますがこの厚さが肉をおいしく焼く秘密です。
鉄フライパンは早く焼き色が付きますが、この焼き色をメイラード反応といい焼いた香り、つまり香ばしさを演出する化学反応のことを指します。焼き色をしっかりつけながら中をミディアムレアの極上のステーキにするには厚底が必要でそこにこだわっています。
重くない!主婦が選ぶなら「SSC 鋳物フライパン」
毎日のようにキッチンで使うので重くないことが一番ですが、機能性も重視するなら「SSC 鋳物フライパン」がベストチョイスになります。
柄はシリコン製で耐熱250℃とそのままオーブンにも入れることができる軽くて扱いやすくコンパクトなので主婦に大人気です。色もおしゃな4色が用意されているので、自分好みやキッチンに合った色を選択できることが嬉しいポイントです。
人気の秘密 5つのこだわりが半端ない
人気の秘密は主婦でも使いやすくこだわって作ってあることです。時間のない主婦でも本格料理を楽しめます。
- 重くない
特殊なFCD鋳鉄で成形した鋳物で、厚さ1.5㎜の薄さで従来からは半分の重さという新潟県三条市で作られた特殊加工です。 - 凹凸のある表面が余分な油を落とす
鋳物だからこそできる表面の細かな凹凸は、炭化皮膜に似た油の保湿効果に加えて食材との接点が少なくなるので焦げ付きにくい効果があります。余分な脂もこの凹凸で落ちる効果があります。 - 熱伝導率が半端ない
鋳物は表面だけではなく側面の熱伝導率も良いことです。これはオーブン料理だけでなく鍋として使っても食材にムラなく火が通るこだわりです。 - コンパクトで場所を取らず扱いやすい
サイズだけでなく柄の部分にもこだわっています。低く抑えた柄はそのままオーブンに入れることができるサイズです。コンパクトながら普通のフライパンよりも側面が深くしてあるので容量も多く入ります。 - 4種類のカラーで選ぶ楽しさをアップ
プロが使う本格ステンレス製フライパン Fissler プロコレクション
Fisslerは操業が1845年のドイツの調理器具の専門メーカーで圧力鍋ではピタクイックが有名です。お値段も高いですが品質検査が厳しく高品質なことで有名です。
Fisslerの中ではフラッグシップモデルになるのが今回返礼品となっているプロコレクションです。
高額ですが表面加工されていないプロコレクションのステンレス製は焦げ付きなどもたわしでしっかりと洗えるので一生モノなので購入する価値があります。
プロコレクションはステンレス製で料理の種類で得意なものと不得意なものに分かれます。
料理の火加減を失敗しない Fissler センサーレッド
プロが愛用するFisslerからはセンサーレッドも返礼品としてでています。
表面にサーモセンシティブコーティングを施していて180〜190度になると色が変わって調理開始のタイミングを教えてくれます。
フランス製鋳物の決定版 Le Creuset ル・クルーゼ TNS シャロー・フライパン
鋳物で作られた鍋が有名なフランスの有名メーカー「ルクレーゼ」からもでています。
ルクレーゼの中のTNSシリーズのアルミニウム製です。
TNSシリーズのおススメポイント
TNSシリーズは熱伝導率の高いアルミニウムに特殊加工をした素材にフッ素加工をして焦げ付きにくくしていることが特徴です。
- IHでも使える
幅広い熱源に対応しているのでガス、IHとなんでも使えます。 - 耐久性
硬質アルマイトなので耐久性が高い。私も硬質アルマイト性の鍋を15年間使っていますが、この素材はかなり頑丈です。 - 熱伝導
硬質アルマイトは熱伝導も均一ですばやい - 手入れが簡単
ノンスティック加工と呼ばれるフッ素加工を内側にも外側にもしているので手入れが簡単です - 食器洗い機で洗える
食器洗い機での洗浄にも対応しているので料理のあとの片づけが楽です。 - オーブンでも使える
260℃までのオーブン料理にもご利用ができることや別売りの耐熱強化ガラス製のフタで料理の幅が広がります。(注意:ふるさと納税の返礼品にはついていません)
フライパンの選び方
毎日料理を作る主婦目線で選ぶ場合と、たまの休みに拘り料理を作る男子目線で選ぶ場合はちょっと異なります。
それぞれの目線から選び方のポイントを紹介します。どちらも一長一短あるので生活習慣に合ったフライパンを選びましょう。
特殊コーティング 主婦目線で取り扱いが楽!
うちでもそうですが、たまの休みに旦那が思い立って作る料理は、とにかく手が込んでいて、材料から道具まで一通り揃えてしまいます。
毎日料理をして洗い物をしてとにかく主婦は大変なんです。料理だけしてるわけじゃないから洗い物はとにかく楽に済ませたい、という方におすすめなのはダイヤモンドコートやテフロン加工された焦げ付かない、手入れの簡単なフライパンが便利です。
メリット
- 手入れが簡単
材料が引っ付かないように作られているのでとにかくお手入れが簡単です。材料が引っ付きにくいので料理の後にさっと洗えて、そのまま置いておいても錆びません。
毎日料理を作る主婦にとっては、取り扱いの簡単な調理器具ほど重宝します。 - 少量の油で調理できる
少量の油でもさっと炒めてさっと出せるのが特殊なコーティングのメリットです。ヘルシーで簡単に炒め物や焼き物ができるのは時間のない主婦の味方です。
デメリット
- 耐久性
表面が特殊加工されているので耐久性が大事です。テフロン加工を買ってしばらくするとテフロンが剥げてしまい焦げ付き始めたということはありませんか? - 長持ちさせるコツ
高温で使わない
加工が施されたフライパンの弱点は高温での調理です。高温で使うとコーティングが劣化するものが多いので熱々に熱して調理することは避けましょう。
シリコン製など耐熱フライ返しを使う
鉄製のフライ返しはどんなに丈夫と言われているコーティングでも劣化を早めてしまいます。シリコン製などのなるべく柔らかいフライ返しなどを使って表面をガリガリと擦る使い方は避けましょう。
柔らかなスポンジで洗う
特殊コーティングは汚れもすぐに落ちます。研磨系の洗剤は使わず、お湯と洗剤を使って柔らかなスポンジで撫でるように洗います。少し頑固な汚れもお湯につけておけばふやけてすぐに落とせるようになります。火にかけてお湯を入れ沸騰させる方法もありますが、お湯を入れるまでに表面温度が上がりすぎてコーティングが少しずつ劣化してしまうのでやめたほうが長持ちします。 - 高温で使えない
特殊コーティングは高温での料理に適していません。レストランなどの業務用コンロとの決定的な違いは、家庭用コンロの火力は弱いので、材料を入れて温度が下がるとなかなか高温に戻せません。これが業務用コンロの場合は火力を上げるとすぐに高温に戻ります。これを補うのが比熱効果の高い鉄フライパンを熱々にして材料を入れる方法ですが、特殊コーティングでこれをやると表面が劣化してしまうのでやめた方が良いです。取り扱いが簡単な分、過度な高温の料理には向いていないのが特殊コーティングです。
「鉄フライパン」 こだわり主婦は料理の温度を考えて選ぶ
高温料理を美味しく作りたいなら、高温で熱伝導率が高く蓄熱性の高い「鉄フライパン」を使いましょう。
メリット
- 高温での調理が得意
中華料理で使われるのは高温にした油を一気に材料に絡めて材料の外側を固めて水分や旨みを閉じ込めるためです。
これが材料の食感の良さや旨みを引き出してさっと炒めただけなのにしっかりと火が通った素材の旨みが堪能できる極意です。
家庭用コンロでレストランの中華を再現しようとすると薄手の中華鍋ではできません。材料を入れたときに表面温度が下がり、再度高温に戻すには家庭用コンロの借りよでは無理だからです。しかし厚底の鉄フライパンを熱々に熱して材料を投入することで表面の高温が下がり切ることなく高温で調理が可能です。特殊コーティングでもできないことはありませんが、コーティングの劣化に繋がるので高温の料理には鉄フライパンが威力を発揮します。 - 正しく使えば一生モノ
もし焦げ付いても鉄の地金が出るまでステンレスたわしで洗って、再度育てることで何度でも再生が可能です。リセットして育て直せばまた焦げ付きにくいフライパンに仕上がります。一生使える料理の相棒なので愛情も湧いてきます。
デメリット
- 使い始めのシーズニングが必要
到着してからすぐには使えないものがほとんどです。最初にシーズニングと言って、赤サビ防止と焦げ付きにくく育てる必要があります。 - 手入れが大変
焦げがつけばバーナーで焼き切ったり、使い終わった後は水分を飛ばすために再度コンロにかけて水分を蒸発させたり、仕舞う時には油を塗ったりと毎日時間のない中でこれだけの作業は少し酷です。ただ、手塩にかける分、愛情が沸きます。「育てる」や「育成する」という言葉があるのも鉄フライパンならではです。
到着したらシーズニングをしよう
シーズニングをする理由は、赤サビ防止の黒サビをつけること、もう一つが焦げ付きにくくするために炭化皮膜を作ることです。中にはシリコン塗装が施してあってシーズニングの必要のないものもありますので必ず説明書を読みましょう。
- 焼き入れは黒サビをつけるため
シリコン塗装などがしていないものはまず焼き入れを行います。赤サビを防止するための作業ですが、黒サビは鉄と酸素が600度で結合してできます。錆止めの油やワックスが有ると鉄が酸素と触れないので黒サビができませんのでまずはしっかり洗います。
洗い終わったらいよいよ焼き入れに入ります。この時は高温が必要なのでIHでは600度まで温度を上げるのは無理です。家庭用コンロがIHの場合は卓上コンロなどで代用します。かなり高温なので注意して行います。
火にかけて600度近くまで熱すると、表面が青みがかった灰色になります。これが黒サビができたシグナルです。淵や表、裏まで青みがかった灰色になるまでしっかりと熱します。 - 赤サビを落とすためにしっかり洗う
黒サビを全体につけたら冷ましてから洗剤などでしっかり洗います。黒サビをつける工程では赤サビも発生しています。赤サビを落とすためにしっかりと洗います。 - 炭化皮膜を作る
炭化皮膜は焦げ付きにくく仕上げるための工程です。炭化皮膜が表面を覆っていることで焦げ付きにくくなります。
炭化皮膜は細かな穴が開いている多孔性の物質で、この穴が油を保湿することで滑らかになり食材がこびりつかなくなります。炭化皮膜は使っているうちにどんどん厚くなっていき油を含んで黒光りするようになります。使い込んだ鉄フライパンが少し潤った感じになるのは厚い炭化皮膜に油を含んでいるためです。
炭化皮膜は油の成分が蒸発する時に一部の成分が残ることで出来上がりますが、やりすぎするとただの炭になるので注意が必要です。
キッチンペーパーで薄く油をひいて煙が出るまで熱していきます。これを何度か繰り返してみましょう。すると洗った後も油を含んで少し潤った表面になります。
表面だけでなく淵までキッチンペーパーでも油を含ませて炭化皮膜を育成していきます。
最後にクズ野菜をしっかりと炒めていくと炭化皮膜が厚くなっていきます。
調理の仕方
油をしっかりと馴染ませて使います。このことを油まわしと言います。油まわし専用の油をオイルポットに用意しておくと便利です。
調理の前の油まわしの方法
- しっかりと熱します。
- 多めの油を流し入れて油を回すようにして馴染ませていきます。
- しっかりと油が回りきったら余分な油はオイルポットに戻して、必要な分量の油を入れます。この時、油はある程度入れるようにしてください。
- これで調理をする準備が整いました。