2015年還元率トップ20の自治体とは
佐賀新聞が報じた2015年度のふるさと納税額の上位20の自治体がある
そして佐賀新聞が同時に報じたのは2017年4月1日付で総務省が
ふるさと納税上限3割について各都道府県知事宛に出した通達についての対応だ
総務省の出した詳しい通達についてはこちらの記事を参照してほしい
総務省が本腰をあげて上限3割の通達を出した
総務省からの通達により上限3割が強行に進められている
その中でも高市早苗総務相が名指しで批判したのは
長野県伊那市
なぜ伊那市が名指しで批判を受けたのか
それはぜひ自分の目で確かめて欲しい
見れば一目瞭然の高還元率のお礼の品
実際に見ていただくとわかるが
長野県伊那市のお礼の品には
電化製品が多く見ただけで高還元率のお礼の品が揃っている
以前記事でも紹介した
パナソニック ルーロ
など魅力的なお礼の品が揃っている
高市早苗総務相は気に入らない
以下、高市氏の発言
電気・電子機器など
資産性の高いものは地域への経済効果にかかわらず
送付しないよう要請している
伊那市の対応については通知の趣旨にそぐわない
魅力的なお礼の品がある伊那市は名指しで批判されてしまったのです
これに対して伊那市の白鳥市長は
都道府県知事に出された通達について
国の方針に歩み寄りを見せる一方で
苦しい胸の内を明かしています
「地方経済を活発にする地方創生の中で生まれた制度
地方のことを考えるのであれば
この文言は本来あるべきではない」
実際どうなるの? ふるさと納税額上位20の主な対応について
2015年ふるさと納税額のトップ20の還元率と今後の対応について
宮崎県都築市
見直し前の返礼品割合は5~6割 3割以下への引き下げは6月1日より実施
静岡県焼津市
見直し前の返礼品割合は送料含め5割 3割以下への引き下げは7月1日にも実施
山形県天童市
見直し前の返礼品割合は5割 3割以下への引き下げは検討中
鹿児島県大崎市
見直し前の返礼品割合は送料含め5割 3割以下への引き下げは送料など除けば上限程度のため予定なし
岡山県備前市
見直し前の返礼品割合は送料含め4~5割 3割以下への引き下げは検討中
長崎県佐世保市
見直し前の返礼品割合は4割弱 3割以下への引き下げは10月う目途に実施
長崎県平戸市
見直し前の返礼品割合は3割半ば 3割以下への引き下げは6月1日より実施
長野県伊那市
見直し前の返礼品割合は4~5割 3割以下への引き下げは4月に実施済み
佐賀県上峰町
見直し前の返礼品割合は5割 3割以下への引き下げは下げる方針で検討中 時期未定
島根県浜田市
見直し前の返礼品割合は送料含め5割 3割以下への引き下げは検討中
山形県米沢市
見直し前の返礼品割合は5~6割 3割以下への引き下げは検討中
千葉県大多喜町
見直し前の返礼品割合は5~6割 3割以下への引き下げは検討中
福岡県久留米市
見直し前の返礼品割合は送料含め5割 3割以下への引き下げは検討中
長野県飯山町
見直し前の返礼品割合は5~6割 3割以下への引き下げは検討中
北海道上士幌町
見直し前の返礼品割合は3~4割 3割以下への引き下げは7月1日にも実施
佐賀県小城市
見直し前の返礼品割合は送料や広報費含め5割 3割以下への引き下げは調達費は上限程度のため今後確認
宮崎県綾町
見直し前の返礼品割合は送料含め5割 3割以下への引き下げは予定なし 18年度分から検討
山形県寒河江市
見直し前の返礼品割合は5割 3割以下への引き下げは検討中
高知県奈半利町
見直し前の返礼品割合は5~6割 3割以下への引き下げは夏を目途に実施
北海道根室市
見直し前の返礼品割合は3~4割 3割以下への引き下げは4月に実施済み
もう迷っている場合ではないかも
ほとんどの自治体で還元率について検討するという回答がでている
しかも早い自治体では6月1日の改善に向けて検討中
とか
7月1日より実施を検討中
など具体的な期限を設けて回答している
つまり早くても6月以降、今年の夏には還元率がぐっと下がる可能性がでてきているのだ
これは還元率が下がることはあっても
上がることはない可能性が非常に高いということ
例年年末がふるさと納税の駆け込み需要のピークだったが
今年はそれがぐっと早まり5月が駆け込み需要となる可能性が非常に高い
ということは人気の品で還元率が高いものは
どんどんと品薄となり在庫が切れた段階で還元率の見直しや
お礼の品としての提供をやめる可能性が出てきているということだ
幸いにして電化製品は4月が新製品発表の時期で
パソコンなどは最新の春モデルがでそろっている状態で品薄のお礼の品も出始めている
迷っている人は今すぐチェックしたほうがよい