中学生や高校生の子供がiPhoneを欲しがった 最安値で持つ方法

スマホ=iPhoneという意識が高い中学生や高校生のお子様を持つ親にとって月額料金だけでなくスマホ本体の代金は頭が痛い問題です。実は中高生を含む10代のiPhone所持率は男性で63%、女性で74%とかなり高い比率です。始めて中高生がスマホを持ちたいと言い始めたら人気のあるiPhoneを持ちたいと言い始めます。中学生、高校生でも高額なiPhoneを最安値で買って使うおすすめの方法を紹介します。

iPhoneを買うには大手キャリアは半額でも選択外の理由

大手キャリアのCMでは最新の人気iPhoneが半額で持てると言っているところが多いので勘違いをしてしまいますが、実はiPhoneはApple Storeで買うのが1番お得です。大手キャリアのiPhone代金は半額でもなければむしろApple Storeよりも高いのが現実です。子供がiPhoneを持ちたいと言ったら大手キャリアの選択は無くなります。

大手キャリアの半額の仕組み

  • 支払いは48回(ドコモは36回)のみ
  • 金利手数料分が上乗せされているケースがほとんど
  • 半額プログラムはオプション料金がかかる
  • 半額特典は2年後に買い替える場合のみ有効
  • スマホ本体は買い替え時に返却

半額でiPhoneが持てるのは下取り代金の保証という仕組み

大手キャリアが半額で最新iPhoneが持てると言っているのは、2年後の買い替え時の下取り価格を保証しているためです。支払いは48回払いしか選べないので、24回払うとちょうど半額分で、スマホを返却することを条件に残りの残債が無しになります。つまり、買った時の半額分が下取り価格となるので支払いは総額の半分、つまり半額です最新のiPhoneが持てたということです。

iPhone11で分かる大手キャリアの半額は高いこと

大手キャリアでは48回払い選択時の月額の料金と支払い総額のみ載せているケースがほとんどです。これをApple Storeの分割払いで48回を選択してシミュレーションしてみてください。Apple Storeは24回払いまでが金利手数料無料です。そのため24回払いを選択すると一括払いでも24回払いでも金利手数料がかかりません。半額の言葉に踊らせられると分割手数料分高く払っていることになるので注意が必要です。

オプション代金が無駄

大手キャリアでは分割手数料分も取られる上に半額オプションとして390円が別にかかります。2年総額で9,360円と約1万円です。仮に2年後の下取り価格がApple Storeでも半額に近い場合、1万円近く損をしていることになります。ちなみにiPhone Xは2年後の下取り価格は販売開始時の代金から33%分が下取り価格でした。

買い替えのスパイラルで月額料金が下がることはない

大手キャリアの半額キャンペーンを使って最新iPhoneを買うと、2年後に買い替えるか、もしくは48回払い続けるかの2択です。2年後買い替えると、新しいスマホの支払いが始まります。使い続ければApple Storeで24回払いで買った方が得だったとなります。つまり2年に1回の買い替えスパイラルが続いて月額料金は全く下がらないという負のスパイラルに陥ります。

大手キャリアと格安SIMを支払い総額で比べてみる

格安SIMは最新iPhoneの取り扱いがないところがほとんどですが、1世代や2世代前なら新規契約でかなり安くiPhoneを持てるケースがあります。新規契約でセットでの申し込みが安ければそのままセットで申し込み、仮に目当てのiPhoneが格安SIMになければApple Storeで24回払いで買いましょう。24回払いまでなら分割手数料がかからずお得に購入できます。Apple Storeで買う場合と大手キャリアで買う場合の機種代金の比較は次の章でしています。ここではまずは大手キャリアでiPhoneを使う場合の最安値から検証してみましょう。iPhoneはiPhone8で契約した場合です。

機種代金 料金プラン 月額料金 2年間総額 4年間総額
LINEモバイル 2,420円 500円 3,920円 94,080円 106,080円
AU 1,440円 1,980円 3,420円 82,080円 164,160円
ドコモ 2,438円 3,278円 5,716円 137,184円 215,856円
ソフトバンク 3,360円 1,078円 4,438円 106,512円 132,384円

iPhoneはApple Storeで買って使う

iPhoneはApple StoreでSIMフリー版を買って使ったほうがとにかくお得です。機種変更する場合の大手キャリアでの料金とApple Storeで買った場合の金額を以下で比較しています。

Apple Storeと大手キャリアで24回払い購入した場合の月額支払い金額
機種名 Apple Store
月額
ソフトバンク
月額
ドコモ
月額
AU
月額
iPhone 8
64GB
2,420円×24回
総額52,800円
3,360円×24回
総額80,640円
2,438円×24回
総額58,520円
1,440円×48回
総額69,120円
iPhone 8 Plus
64GB
2,878円×24回
総額62,800円
3,620円×24回
総額86,880円
iPhone XR
64GB
2,970円×24回
総額64,800円
3,900円×24回
総額93,600円
3,135 円×24回
総額75,240円
1,605円×48回
総額77,040円

単純に比べてみても明らかに大手キャリアでの料金は高いと感じます。ちなみにこちらは買取プログラムなどに入っていないケースですが、Apple Storeでも下取りはしているので買取プログラムで半額になったとしてもApple Storeで購入するよりは損をしています。もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。大手キャリアとApple Storeで購入する場合の料金差を詳しく解説しています。

LINEモバイルで最新iPhoneを使いたいならApple StoreでSIMフリー版を購入する
格安SIMでもiPhoneを使いたいという方は多いのですが、格安SIMは大手キャリアと異なり機種代金込みになっていなかったり取り扱っているiPhoneも最新ではありません。ただしそれが悪いかというとそ...

最新のiPhoneはかなり高い上に中学生、高校生の場合落として割るケースがかなりあります。iPhoneは修理代も高いので最新ではなくiPhone 8ぐらいのものがスペックとしてみても中学生、高校生にはおススメです。

iPhone 8をApple Storeで購入すれば
総額 52,800円
月々 2,420円×24回
Apple Storeなら毎月2,420円でiPhone 8が持てることになります。

格安SIMはLINEモバイルがおすすめ

中学生、高校生のスマホ利用は殆どがLINEトークでの約束などです。女子であれば高校生ぐらいになるとインスタなどを始めています。実はインスタは画像のアップロードやインスタを閲覧するときのダウンロードでかなりデータ量を消費するアプリの一つです。なるべくWiFi環境で使うことをおすすめします。

LINEフリープラン
メリット
LINEサービスが使いたい放題のデータフリーになっているプランです。LINEモバイルの最も最安値のプランです。
デメリット
データは1GBまでなのでスマホライトユーザー向けのプランです。1ヵ月に2GB以上使うならコミュニケーションフリーがおすすめです。

データ量 データSIM データSIM(SMS付き) 音声通話SIM
1GB 500円 620円 1,200円

コミュニケーションフリープラン
メリット
LINEサービスに加えて、Instagram(インスタグラム)、Facebook(フェイスブック)などがSNSが使いたい放題のプランです。
デメリット
LINEしか使わないという方にはその他のSNSがデータフリーでもあまり関係ないかも。使えるデータ量を考えるとそれでもお得です。

データ量 データSIM(SMS付き) 音声通話SIM
3GB 1,110円 1,690円
5GB 1,640円 2,220円
7GB 2,300円 2,880円
10GB 2,640円 3,220円

MUSIC+(ミュージックプラス)
メリット
LINEサービスに加えてLINE MUSICがデータフリーなので音楽聞き放題です。
デメリット
LINE MUSICは別途オプション料金が必要です。

データ量 データSIM(SMS付き) 音声通話SIM
3GB 1,810円 2,390円
5GB 2,140円 2,220円
7GB 2,700円 3,280円
10GB 2,940円 3,520円

LINEモバイルなら最安値は500円

中学生、高校生がLINE利用がメイン使いだと考えるとLINEモバイルの500円データSIMが1番おすすめです。LINEは、メッセージ、LINE通話がデータフリーで使えるのでデータを使い切っても追加のデータを買うことなく通信速度に制限がかからず友達と連絡を取ることができます。また、メッセージで画像や動画なども送ってもデータフリーなのでデータ消費がありません。中学生、高校生が500円プランを使う場合のメリットとデメリットをまとめました。

500円プランを使うメリット

  • 月額500円で格安
  • LINEがデータフリー
  • データ消費後も通信速度制限がかからない
  • 電話をしないので通話プランの必要がない

500円プランを使うデメリット

  • 通話ができない
  • インスタはデータ消費する
  • 1GBまでのプランしかない

LINEフリーのデータSIMであれば月額500円なので2年間総額でも12,000円だけです。Apple StoreでiPhone8を購入して使っても月々の支払は2,920円のみです。

h3 インスタ命ならコミニュケーションフリー
インスタがどうしてもやりたいという子供のために将来的にコミュニケーションフリーを考えているなら最初からデータSIM(SMS付き)を選択します。LINEモバイルはプラン変更は簡単にマイページからできますが、SIMカードの種類の変更には手数料が3,000円かかります。データSIMのプランはLINEフリーしかないので将来的にコミュニケーションフリーを選択する可能性が高ければ最初からデータSIM(SMS付き)にしておきます。

コミュニケーションフリーの主なデータフリーには以下があります。
LINEモバイルデータフリー対象

コミュニケーションプランフリーはなんといってもインスタのように画像のアップロードや閲覧でデータ消費量が多いアプリがデータフリーになるところです。中学生、高校生であればインスタの見過ぎで知らない間にかなりデータを使って通信速度に制限が入ったというケースがあると場合によっては追加でデータを追加購入して思わぬ出費となることを防いでくれます。

今ならキャンペーンを適用すると以下のような料金になります。

LINEモバイル コミュニケーションフリー3GB
初月:600円
2〜5ヶ月:月額845円x5ヶ月=3,380円
6ヶ月目以降月額料金:1,690円
2年総額:34,400円

中学生や高校生がiPhoneを最安値で持つ方法まとめ

ここまで読んでいただいた方のために中学生や高校生がiPhoneを最安値で持つ方法をまとめました。

  • 大手キャリア(au、ソフトバンク、ドコモ)では契約しない
  • iPhoneはAppleで直接買う
  • 最新機種よりも2〜3世代前ぐらい前のiPhoneがベスト
  • LINEをメインに使うならLINEモバイルのデータSIMのLINEフリープラン
  • インスタ利用ならLINEモバイルのデータSIM(SMS付き)のコミュニケーションフリープラン
  • LINEモバイルならLINEやインスタがデータフリーなのでデータを気にせず使えるのが魅力
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