ふるさと納税の「ポイント制」で余った限度額を有効に利用する方法

基礎知識

「ふるさと納税」で限度額を極限まで使いたい人、返礼品を選ぶ時間がない人、「ポイント」を貯めて高額な返礼品を受け取りたい人におすすめなのが、「ポイント制」のふるさと納税サイトや自治体です。

「ポイント制」のふるさと納税サイトや自治体を選ぶときに必要なメリット、デメリット、お得に「ポイント」を活用する方法や、高額返礼品を手に入れる方法まで分かりやすく説明していきます。

「ポイント制」を使う2つのメリット

「ポイント制」のを使うメリットをご紹介します。

  • 時間がなくてもあとから欲しいものがあったときにゆっくり選べる
  • 欲しいものがあるけど毎年の限度額では寄付金額に足りない場合に合算して使える

一つ目のメリットのあとからゆっくり選べるケースの人が注意することは、返礼品のバリエーションが豊富な自治体を選ぶことをお勧めします。「ポイント制」のふるさと納税や自治体では、寄付した金額から「ポイント」に変えた場合、寄付した自治体でしか貯めたポイントは使えません。最初にどの自治体を選ぶか、これが一番重要になります。

2つ目の毎年の限度額では欲しいものが貰えない人の場合は簡単です。欲しいものがある自治体が「ポイント制」の場合、前年と合算して「ポイント」を使えるので、積み立てのように使うことができます。毎年、1000ポイントずつなどのように定期的に貯めていくことで、欲しいものに手が届きます。

「ポイント制」はこんな人におすすめ!

時間がなくてゆっくり選べない人

年末年始に駆け込みで「ふるさと納税」をするときに、沢山の自治体から返礼品を選ぶのはかなり時間がかかります。せっかくだからゆっくり選びたかったのにと後悔するぐらいなら、「ポイント制」を使って、一度ポイントへ変えておくことをお勧めします。年末までにポイントに変えておけば、あとは、年が明けてからゆっくりと返礼品を選んでも問題ありません。

品切れで欲しいものが手に入らない

旬のある返礼品は申し込み時期が限られているので、忘れてしまったら品切れとなって申し込むことができなくなってしまいます。また電化製品のように限定数がある場合などは品切れのケースも出てくるので、年末が迫ってくると今年の申し込みをあきらめなければいけません。そんなときに役に立つのが「ポイント制」です。「ポイント制」なら、新規申し込みを始めるタイミングまで限度額を「ポイント」という形で取っておくことができます。

限度額が中途半端に余った場合

毎年のようにでてくる限度額が中途半端に残ってしまうケースです。1万円未満になると選べるものが少なくなるので、それほど欲しいものでなくても申し込むか、もしくは限度額が余っていても使わないか、いずれかになってしまいます。そんなときは「ポイント制」を上手に使って、翌年に余った限度額を「ポイント」という形で回してしまいましょう。特に年末にボーナスが出た後は今年の限度額が確定してかなり正確に限度額が分かるので、ボーナス支給後に、限度額を計算しなおして、余ったものを「ポイント」へ変えておくことをお勧めします。

高額返礼品の欲しいものが毎年の限度額では足りない

もっとも使えるのがこのパターンです。高額な電化製品やパソコンが欲しかったけど、毎年の限度額では足りないので、仕方なく別の返礼品を選んでいるケースです。「ポイント制」で「ポイント」に変えて積み立てていくことで、翌年の「ポイント」と合算して使うことで、気になっていた高額返礼品を手に入れるチャンスが生まれます。

「ポイント制」の自治体を選ぶときのコツ

  • 返礼品のバリエーションが豊富
    貯めたポイントを有効に使う時に、返礼品のバリエーションが豊富であれば選ぶときにも苦労しません。
  • ポイントが付与される金額が細かく刻んである
    ポイント制の場合は、ポイントが付与される10,000円毎に付与されるのか、1,000円毎に付与されるのかに注意しましょう。特に余った限度額を積み立てておきたいという方の場合は、ポイントが付与される寄付金額が細かく刻んであるほうが便利に使えます。
  • ポイントの有効期限が無期限
    せっかく「ポイント」を付与してもらっても有効期限があると、有効期限切れになって無駄になる「ポイント」が出てきてしまいます。有効期限が無期限の自治体を選ぶことが重要です。

この自治体がおすすめ

返礼品のバリエーションが多くて、ポイント付与が細かく刻んである自治体の中でおすすめをいくつかご紹介します。

その前に「ポイント制」のふるさと納税サイトで今一番のおススメなのが「ふるなびカタログ」です。興味のある方は、以下の画像から公式サイトを一度見てみてください。

「ふるなびカタログ」に現在登録されている自治体は全部で14自治体になります。その中からもっともおすすめの自治体をタイプ別にお伝えします。

イチオシ自治体はエアウィーヴが有名な愛知県幸田町(こうたちょう)

愛知県幸田町

愛知県幸田町と言えばやはり「エアウィーヴ」でしょう。高額な返礼品なのでなかなか手が出ませんが、「ポイント制」で積み立てていけば比較的手に入りやすくなります。「エアウィーヴ」は普通に買う時にも少し躊躇してしまいますが、住民税から控除されると思えば、是非手に入れたいマットレスパッドです。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

「甘えび」水揚げ量が日本一の北海道羽幌町(はぼろちょう)

北海道羽幌町

返礼品の数は50品以上で、お米、甘えびなどの魚介類、スイーツではアイスクリーム、日用品では衣類などバリエーションが豊富にある自治体です。なかでも「甘えび」水揚量日本一を誇る自治体なので、甘えびを狙っている方にはおすすめの自治体です。

「ポイント」が貰える寄附金額は6,000円以上からです。

「しそ焼酎鍛高譚」が有名な北海道白糠町(しらぬかちょう)

北海道白糠町

太平洋側に位置する白糠町は暖流と寒流が交わる地点にあるのでとにかく海産物が豊富な自治体です。返礼品は165品目とバラエティに富んでいますが、牛肉や豚肉、鶏肉、お米など定番の返礼品はは提供していません。その分、海産物は46種類、日用品では家具としてテーブル、焼酎で有名な「しそ焼酎鍛高譚」などがあるのが特徴です。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

白神山地の美味しい水が有名な青森県鰺ヶ沢町(あじがさわまち)

青森県鰺ヶ沢町

津軽藩発祥の地の鰺ヶ沢町は、白神山地をはじめとした豊かな自然があるので、農作物などが揃っています。日本初の世界自然遺産の「白神山地」を水源とする「白神山地の水」もちろん、キレイな水からできる地酒の返礼品が多いことでも有名です。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

温泉宿泊施設が充実している群馬県中之条町(なかのじようまち)

群馬県中之条町

群馬県北西部に位置していて、 温泉が9ヶ所もある温泉郷として有名です。観光地も豊富で一度は温泉を楽しみながら神秘的な野反湖、貴重な高山植物の宝庫の芳ヶ平、国指定天然記念物に指定されたチャツボミゴケ群生地などをめぐって自然美を堪能したい自治体です。中之条町にある旅館やホテル、中之条町内での買い物や飲食、さらには町内の施設利用やアウトドア体験などに使える「感謝券」というギフト券を提供しているので「ポイント」を貯めて訪れてみ亭は如何でしょうか?

「ポイント」が貰える寄附金額は2,000,000円以上からとややハードルが高い自治体です。

松阪牛が有名な三重県明和町(めいわちょう)

三重県明和町

三重県でもっとも有名なのは「松阪牛」です。高額なお肉なので普段はあまり口にしませんが、「ポイント制」で積み立てて、2年に1度ぐらいは味わってみたいですね。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

変わり種を狙いたい和歌山県湯浅町(ゆあさちょう)

和歌山県湯浅町

紀伊半島の西岸に位置している古くから熊野古道の宿場町として栄えた自治体です。醤油発祥の地として日本遺産にも認定されています。お酒や醤油などが有名ですが、変わり種としては、ゴルフのパター、子供用の木製のままごと用キッチンも提供されているなど「ポイント制」をうまく使ってもらいたい返礼品が数多くある自治体です。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

柑橘類が豊富な高知県宿毛市(すくもし)

高知県宿毛市

文旦・小夏・直七等の柑橘類が豊富にそろった自治体です。果物は旬の季節があるので、見逃してしまった人も翌年のために「ポイント」に変えるのが良いかもしれません。穏やかな「宿毛湾」では豊かな漁場が広がっているので海産物も豊富に用意されています。
雑貨日用品では、サンゴを使ったアクセサリーも豊富に用意されているので「ポイント」に変えて積み立てることで手に入れるチャンスが広がります。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

観光施設で使えるチケットが充実の高知県土佐清水市(とさしみずし)

高知県土佐清水市

黒潮が通る足摺岬の足摺宇和海国立公園や奇岩で知られる竜串・見残海岸などダイナミックな自然がある自治体で観光産業も発展しています。宗田節の製造や、「清水さば」が全国的にも有名です。あしずり温泉郷の宿泊施設に使える宿泊券やダイビングセンターで使える「ダイビングチケット」、おもてなしタクシーで使える「タクシー」チケットなど観光で訪れた際に使える返礼品が揃っています。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

東京のレストランで佐賀牛が味わえるお食事券が有名な佐賀県上峰町(かみみねちょう)

佐賀県上峰町

私もよく使わせていただいている自治体です。長閑な田園風景が広がる町で有名なのは「佐賀牛」です。東京の方にはこれがイチオシの返礼品が隠れ家料亭として有名な東京都の南青山にある佐賀県上峰町のアンテナショップ「猩々(しょうじょう)」でのランチやディナーのお食事券です。A5ランクの「佐賀牛」を熟練の料理人が調理して提供してくれます。

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。

イセエビ懐石付の宿泊券が有名な鹿児島県南九州市(みなみきゅうしゅうし)

鹿児島県南九州市

鹿児島県薩摩半島の南端に位置し温暖な気候で観光地に恵まれた自治体です。宿泊券やお食事券に加えて、イセエビ懐石の付いた1泊2日の宿泊券なども提供しているので、「ポイント」を積み立てて訪れてみてはいかがでしょうか?

「ポイント」が貰える寄附金額は10,000円以上からです。日本一の生産量を誇る「知覧茶」や「さつまいも」で有名です。

豊富な海産物が有名な千葉県南房総市(みなみぼうそうし)

千葉県南房総市

千葉県の南端に位置していて、太平洋に面している自治体です。暖流の黒潮が市の南から北に流れているため全国でもトップクラスの水揚量を誇る伊勢えびやさざえ、あわびなどが有名な暖かい気候に恵まれた自治体です。

立山アルペンルートと言えば富山県立山町(たてやまちょう)

富山県立山町

世紀の大事業「黒部ダム」やダイナミックな雪の廊下「雪の大谷ウォーク」を誇る、「立山黒部アルペンルート」などとにかく観光地に恵まれた自治体です。ホテルなどの宿泊施設で使えるアルペンの旅行優待券や立山の美味しい水を使った人気地ビール「星の空」などは勿論、変わり種でははちみつを使った「化粧品」などもとりかつかっています。

意外!洗剤も提供している岐阜県池田町(いけだちょう)

岐阜県池田町

大人気のA5ランク飛騨牛、特別栽培米などの人気返礼品などと一緒に他にはない消耗品の洗剤なども含まれる自治体です。特に人気の飛騨牛を手に入れるために「ポイント」を積み立てる人も多くいます。

 お申込みの手順

  1. 「ふるなびカタログ」から寄付したい自治体を選ぶ

  2. 各自治体の納付方法に応じて寄付。(クレジット決済・ゆうちょ払い込みなど)
  3. 寄付額に応じて自治体毎に設定されているポイントが付与される
  4. カタログ、ホームページからお礼の品を申し込む

手順2と手順4は同じタイミングで行う必要はなく、寄付した年と同じ年である必要もありません。

寄付金を納付した年度で「ふるさと納税」として税額控除の処理がされますので、ポイントを使ってお礼の品を取り寄せた年度での税額控除にはなりません。これがおススメポイントです。

その他のおススメポイント
●ポイントの範囲内であれば何度でもお礼の品が利用できる
●年間何度でも寄付できる(上限は99万円まで)
●余ったポイントも自動的に積み立てられて次回の寄付の際に合わせて使える
●ポイントの有効期限は無期限

これなら年末年始の忙しい時期であっても本年度中の寄付上限額までしっかりと使いながらお礼の品も年明けにでもじっくり選べますね。